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Artist's commentary
ドロレス・ルナリス
月の宮殿の奥深くに閉じこもり、外界との接触をほとんど絶っているメア・ルナリスの双子の妹。
魔王が去ったという現実を受け入れることができず、その心は少しずつ壊れていった。今では、宮殿を訪れる者が彼女の姿を目にすることはほとんどない。
姉のメアを心から慕っており、彼女にとって姉は、この世界でたったひとつの心の拠り所ともいえる存在。普段はひどく寂しがり屋だが、姉の話になると、まるで無邪気な少女のような笑顔を見せる。
一方で、姉を傷つけようとする者には一切の容赦がない。その執着は時に常軌を逸するほどだが、本人に悪意があるわけではなく、ただ「お姉ちゃんを守りたい」という思いだけが、彼女を突き動かしている。
彼女の力が月と共鳴するのは、青い月が夜空に浮かぶときだけ。その影響を受けた「青月」は、人々の心に潜む狂気を増幅させ、やがて正気を失わせてしまう。
青月の夜に起こる数々の狂気の事件――その元凶こそが彼女なのだが、当の本人にはその自覚がまったくない。むしろ、姉にまた迷惑をかけてしまったと知れば、しょんぼりと落ち込んでしまうことだろう。
そして、見た目や言動からは想像もつかないほど、実は女子力が高い。
料理や掃除、身の回りの世話まで何でもそつなくこなし、家事全般はかなりの腕前。彼女がいなければ、姉はとっくに月の宮殿の厨房を吹き飛ばしていたかもしれない。

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